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くまモン丸わかりコラム〜誕生日や誕生経緯などを紹介〜
くまモンは熊本だけでなく、県外でも活躍している男の子です。
くまモンの愛くるしい姿とコミカルな動きは老若男女を問わず、多くの人々を魅了しています。
知名度の高いくまモンですが、では皆さんは彼の誕生日をご存知でしょうか?
今回はくまモンの誕生日や、彼の誕生秘話、彼のプロフィールなどをご紹介します。
くまモンの基本プロフィール
くまモンは熊本出身のゆるキャラです。
熊本をはじめとする全国、そして海外でも大活躍しています。
この章ではそんなくまモンの基本的なプロフィールをご紹介。
県民の方でも、知らなかった情報があるかもしれません。
【くまモンの誕生日】
くまモンの誕生日は、九州新幹線の全線開通日である3月12日です。
2010年に誕生したやんちゃで好奇心いっぱいな男の子は、なんと翌年2011年の「ゆるキャラグランプリ」にて優勝に輝きました。
誕生日は明らかにされているものの、年齢は明らかにされていません。
噂では5歳と言われているようですが、公式では秘密と発表。
公式サイトでは、くまモン本人が「ヒ・ミ・ツだモン☆」とお茶目な回答を残しています。
くまモンの身長・体重
くまモンの身長・体重について、本人は「熊本城よりおっきなムキムキボディだモン☆」と述べています。
身長は約200cm、体重はおよそ100kgと言われているようですが実際は不明です。
どちらにせよ、日本人の標準的な体型よりふくよかな印象を受けますね。
実は、誕生してしばらくは今の丸みを帯びたボディではなく、もっと細い体型だったことをご存知ですか?
熊本のおいしい食べ物を食べすぎて、今の丸みを帯びたかわいらしいボディとなったのだそう。
細身の時期は大変レアで、くまモンともつながりの深い「くまもとブランド推進課(熊本県庁)」であっても、当時の写真は存在しないのだとか……。
くまモンの職業
くまモンは熊本県の営業部長兼しあわせ部長に就任し、熊本のおいしいグルメや大自然などを多くの人に知ってもらうため活動しています。
県外のイベントに参加したり、企業とコラボして露出を増やしたり、熊本県の知名度向上に大きく携わっています。
くまモンのイラスト利用について
くまモンの写真やイラストを利用する際、料金はかかりません。
- 熊本県のPR
- 熊本県産品の販路拡大
- 熊本県の産業、文化・芸術、教育およびスポーツの振興
これらの目的であれば、加工品や農林水産物のパッケージ、グッズなどにおけるイラスト使用が認められています。
いつでもなんにでも使用していいわけではないため注意が必要です。
特に、下記の場合は使用NGとされています。
- 商品の製造及び販売
- ノベルティ、PRグッズの製作及び配布
- 看板、ホームページ、広告物への掲載等
また、使用する際は利用申請を送る必要があります。
もし利用申請を送る場合は、事前に利用規約をしっかり確認しておきましょう。
くまモンの特徴、黒いボディと赤いほっぺについて
くまモンを印象づける黒色は、熊本城を由来としたものです。
熊本のシンボルでもある熊本城。その天守閣や櫓の壁は黒漆や柿渋で黒色に塗装されています。
次にインパクトのある赤いほっぺは、熊本県の旧称「火の国」からきているのだそう。
ところで、くまモンの特徴である赤いほっぺが紛失した事件をご存知ですか?
【くまモンのほっぺ紛失事件について】
2013年10月30日、くまモンがSNSで赤いほっぺを落としたことを公表。
このことは多くのテレビ番組やSNSで取りあげられ、大きな話題となりました。
これは熊本県が県外の方にもっと熊本を知ってもらうために始めたキャンペーンです。
熊本県にはさまざまな特産品がありますが、中でも赤色をした食べ物が豊富です。
全国一位の生産量を誇るトマトやスイカ、いちご、赤ナス、あか牛や馬刺し……。
食べ物だけではありません。
ロアッソ熊本のチームカラーも赤色、熊本の旧称である「火の国」を示すイメージカラーも赤色です。
熊本と赤色には多くの接点があります。
しかし、熊本の印象として赤色が弱いことが、当時の現状であったそうです。
どうにかして「熊本の赤色」を浸透させることはできないかと考えられたのが「くまモンのほっぺ紛失事件」と銘打ったキャンペーン。
「熊本にある、赤くておいしい食べ物を食べたことでくまモンが赤いほっぺを落としてしまった」ことをストーリーとして、このキャンペーンは大成功を収めたのでした。
くまモンの誕生経緯
くまモンは、九州新幹線全線開通に向けたPRキャラクターとして2010年に誕生しました。
九州新幹線全線開通の、およそ1年前のことです。
全線開業をきっかけに「熊本県民が自らの周辺にある驚くべき価値のあるものを再発見し、それをより 多くの人に広めていこうという運動」━━「くまもとサプライズ」というキャンペーンが開始されました。
くまモンのデザインを手掛けたのは、クリエイティブディレクターの水野学氏(グッドデザインカンパニー)。
実は、キャラクター作成の依頼があったわけではないのだそう。
キャンペーンロゴの提案時に、水野氏が「キャンペーンにはキャラクターが必要なのでは?」とおまけとして提案したのが、くまモンの始まりです。
くまモンのデザインがかわいいスイーツ
くまモンがパッケージに描かれたお菓子や、くまモンを模したおすすめスイーツを紹介します。
熊本でしか買えないものもあるため、熊本のお土産にぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
【熊本銘菓とのコラボ!ハッピー陣太鼓】
誉の陣太鼓のハーフサイズである「特製陣太鼓」が8個入っており、箱には笑顔で手を振るくまモンのイラストが描いてあります。
大納言小豆をたっぷり使ったみずみずしい小豆餡で、やわらかな求肥を包んだ誉の陣太鼓は熊本を代表する銘菓の一つです。
ハッピー陣太鼓は通販でも取り扱っているため、ぜひこの機会に購入されてみてはいかがでしょうか。
【クリスマスもくまモンと一緒に〜クリスマスくまモン〜】
クリスマスには、くまモンの顔をデザインしたチョコレートケーキはいかがでしょうか。
ココアスポンジとガナッシュクリームをコクのあるチョコレートでコーティングした一品です。(お菓子の香梅店頭でのご予約販売のみ)
【お尻のしっぽがキュートなくまモンの「お米のろーる」】
お菓子の香梅では、毎月6日に限定のロールケーキを販売する「KOBAIろーるの日」を展開しています。
今回おすすめするのは、11月6日限定で発売されるくまモンのチョコロールケーキです。
寝転んだ姿をしたロールケーキには、熊本で取れたお米を使用。
郷土食として伝わる肥後焼き米、農薬不使用で作られた米粉を使用しています。
熊本を支えるくまモンの魅力
くまモンは熊本を代表する存在として、県内外問わず多くの人々に愛されています。
彼をきっかけに熊本の魅力を知った方も少なくないでしょう。
今回のコラムで、よりくまモンのことを知ると同時に熊本へもっと興味を持っていただければ幸いです。