2024.12.18

バレンタインデーのメッセージに迷ったときに使える英語フレーズ


年に一度のバレンタインデー。

日ごろの感謝の気持ちや思いを伝えたいけれど、どんな言葉を選べば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そのような方へ向けて、今回はバレンタインデーのメッセージに使える英語フレーズや、バレンタインデーに関する豆知識をご紹介します!

恋人や家族、友人たちへ、スタイリッシュに気持ちを伝えたい方は必見です。

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バレンタインに使える英語のフレーズ例

ハートの形をしたチョコレートが箱に詰められている

日ごろ、照れくさくて伝えられない自分の思いを、バレンタインデーのチョコレートと一緒にプレゼントしてみましょう。

無理に長く書こうとする必要はありません。

「いつもありがとう」「大好き」など、シンプルだからこそ相手に伝わるものがあります。

英語でおしゃれに書いても良いですね!

そこで今回は、バレンタインの贈りものをする際に使える英語のフレーズを紹介します。

【恋人へのメッセージ】

英語和訳
Here’s to many more Valentines together.一緒にたくさんのバレンタインを迎えられますように。
To my dearest私の愛しい人に
To my love私の愛する人へ
Thank you for always being there for me.いつもそばにいてくれてありがとう。
You mean the world to me.あなたは私にとってすべてです。
I can’t imagine my life without you.あなたなしの人生なんて考えられません。
I can’t wait to make more memories with you. あなたとの思い出をもっとたくさん作りたいです。
Loves. More than words can describe!愛してます。言葉では言い表せないほど!

【友だちや会社の人へのメッセージ】

英語和訳
Happy Valentine’s Day!ハッピーバレンタイン!
Thanks for always being there for me. いつもそばにいてくれてありがとう。
I’m so glad we’re friends. あなたと友だちで本当に良かった。
Here’s a little something for you. ちょっとしたプレゼントだよ。
Thank you for your continued support. 今後ともよろしくお願いいたします。
Let’s grab coffee sometime?今度一緒にコーヒーでも飲みませんか?
Thanks for making the office a fun place to work.オフィスが楽しい場所なのは、あなたのおかげです。
It’s been a pleasure working with you. あなたと一緒に仕事ができて良かった。

【家族へのメッセージ】

英語和訳
Thank you for always being my rock.いつも私の支えでいてくれてありがとう。
Keep reaching for the stars, my love. これからも夢に向かって頑張ってね、愛してる。
I’m so lucky to have you as my parents. あなたたちのような両親を持つことができて幸せだよ。
I love you both so much. 二人とも愛してるよ。
To the best mums and dads in the world!世界で一番最高なママとパパへ!
I love you with all my heart.心から愛してる。
I’m sorry I’m always so selfish.いつもわがままばかりでごめんね。
Thanks as always.いつものお礼だよ。

〈メッセージカードを選ぶ際のポイント〉

赤いバラやハート、キャンドルなどが並んだテーブルに置かれた手紙

メッセージカードを選ぶ際は、渡す相手によってデザインを変えてみると良いかもしれません。

友人には分かりやすいバレンタイン専用のカードがおすすめです。

照れくさい場合は色合いを変えたり、シンプルなメッセージカードを用意したりしても良いでしょう。

会社の同僚の場合、相手との間柄や贈るものにもよりますが、シンプルなデザインのカードか、メモ紙や付箋でも十分です。

恋人や本命相手に贈るものは一目で「本命相手のチョコレート」だと分かることがポイント!

赤やピンクの可愛い色合いで、ハートが描いてあるものがおすすめです。

バレンタインデーってそもそもどんな日?

黒地のプレゼント箱に赤いリボンが結ばれ、隣に赤いバラが置いてある

バレンタインデーは毎年2月14日に「恋人たちの日」として、恋人や夫婦がお互いの気持ちを確かめ合う日です。

日本だけでなく、世界各地で知名度の高いバレンタインデー。

多くの場合、特別な人へプレゼントを贈るイベントとして、人々に愛されています。

日本では一般的に「女性が恋人や好きな相手にチョコレートをあげる日」として認知されていますね。

ただ、バレンタインに贈るもの=チョコレートというイメージが強く根付いているのは日本くらいなのです。

これについては、また後程詳しく解説します。

【バレンタインデーの由来はある1人の司祭?】

教会の司祭

バレンタインデーの由来には諸説あります。

名前の由来としても有名なのは「聖バレンタイン(聖バレンチノ、聖ウァレンティヌスとも)伝説」。

聖バレンタインはキリスト教の聖人でした。

時は遡り、3世紀ローマ帝国。

当時、帝国を治めていた皇帝は兵士たちの結婚を禁止していました。

故郷に愛する人がいることで、兵士たちの士気が下がると考えたのです。

これに反発し、兵士たちの結婚をこっそり手引きしていたのが聖バレンタインでした。

命令に従わなかったとして、聖バレンタインは処刑されてしまいますが、その後は恋人たちの守護聖人として崇拝されるようになったのだそう。

そして、彼が殉教した日。2月14日をバレンタインデーとして祝福するようになったとされています。

ただ、これはあくまでも一説。

2月14日に同名の司祭が複数名殉教していることから、複数の司祭の伝説や奇跡を重ねて創られたとも言われています。

【バレンタインデーがイベントとして定着した理由】

赤いリボンが結ばれたさまざまなプレゼント箱が並んでいる

今のような恋人たちのイベントとして定着するまで、バレンタインデーは宗教的な側面がかなり強かったとされています。

今の形で定着し始めたのは14世紀以降。

これに関しても諸説ありますが、一説では「女神ユノ(ユーノー・Juno)の祝日」と「聖バレンタイン伝説」とが合わさり、誕生したと言われています。

昔のローマ帝国では、2月15日に「ルペルカリア祭」というお祭りが開催されていました。

「女神ユノ(ユーノー・Juno)の祝日」は前日の14日にあたります。

この日、15日を共に過ごす恋人をなんとくじ引きで決めていたのだそう。

5世紀ごろ、当時の教皇は風紀の乱れを懸念し、このイベントを撤廃。

偶然にも、同日「聖バレンタイン伝説」があったこともあり、男女を結びつけるという特色を残した新たなイベントとして、バレンタインデーが創設されたのだとか……。

〈ほかの由来〉

色とりどりの鮮やかな花

愛の日として確立した2月14日。

そのほかの由来として、春の季節が関係しています。

2月14日は春の始まりごろで、動物たちが番を探す時期。

そのため愛の告白をするにふさわしい、ということで「恋人たちの日」として確立したという一説もあるようです。

日本と世界のバレンタイン事情の違い

赤いバラとチョコレートが並んでいる

バレンタインデーと聞くとチョコレートのイメージが強いのではないでしょうか。

最近では「義理チョコ」と言って同僚や友人に贈るチョコレートも有名になってきましたね。

しかし、チョコレートを相手へ贈る風習は、実は日本以外ではあまりメジャーなものではないのです。

この章では日本と海外のバレンタインデーの違いについて解説します。

【日本のバレンタインデー】

日本に「バレンタインデー」の名称が登場したのは、1956年(昭和31年)。
「バレンタインセール」の広告が新聞に掲載され始めました。

これは製菓会社や流通会社による、バレンタイン文化を日本に取り入れて販売を強化する戦略のため、宗教的な側面はそもそも薄かったそう。

昭和30年代後半。

それまではただ友人や家族間でのプレゼント交換が主流だったバレンタインデーでしたが、次第に現在のバレンタイン様式が広まっていきました。

昭和40年代には、女性が男性へ自分の気持ちと一緒にチョコレートを渡すのが一般的に浸透したようです。

【海外のバレンタインデー】

赤いバラと赤いハート型のプレゼント箱。何も書いていないメッセージカードが添えられている

海外のバレンタインデーでは、チョコに限らずさまざまなプレゼントをカップルどうしで交換するのが一般的です。

細かい部分は国によって違います。

例えば、台湾のバレンタインデーは年に2回行われます。

1回目は2月14日、2回目は旧暦の七夕の日に設定され、どちらもプロポーズをする人が多いそうです。

また、フィンランドでは「友人の日」として親しまれています。

いずれの国でも、チョコレートを贈る風習がないわけではありません。

ただ、日本のようにチョコレートを主体としているのではなく、バレンタイン・カードや花束がメインのプレゼントで、チョコレートはあくまでも添えものという位置付けであることが多いようです。

英語で紡ぐ、心のこもったメッセージ

赤いバラと赤いリボンのついたプレゼント箱

バレンタインデーは感謝の気持ちを伝えたり、特別な人に愛情を表現したりする素敵な機会です。

今回ご紹介したフレーズを参考に、あなただけのオリジナルメッセージを作成してみてください。

大切な人にあなたの気持ちが伝わることを心より願っています。

大切なのは、言葉を選ぶことよりも、その言葉に込める気持ちです。

バレンタインデーをきっかけに、大切な人たちとの絆をぜひ深めてくださいね。