コラム
Column
【女性必見】あんこの栄養と美容効果を徹底解説
あんこは日本人にとって馴染み深いものですが、その健康効果を深く知っている人は意外と少ないかもしれません。
今回は、あんこの栄養成分や美容効果、さらには健康的に取り入れるためのポイントなどについて、詳しく解説します!
あんこの栄養成分
あんこの主原料である小豆(あずき)には、体にうれしい栄養素が豊富に含まれています。
美肌に大切なビタミンや、抗酸化作用を持つポリフェノールなどがその一例。
小豆に含まれる栄養素は、主に下記のとおりです。
栄養素 | 主な働き | 備考 |
糖質(炭水化物) | ・人間のエネルギーを担う ・難消化性デンプンは、コレステロールの抑制に効果がある | |
タンパク質 | 必須アミノ酸を豊富に含む | 必須アミノ酸=人間の体では合成されないため、食べ物から摂取するしかない |
ミネラル(カリウムなど) | ・歯や骨を作る ・貧血対策 ・むくみ改善 | |
食物繊維 | ・便秘の解消 ・発がん性物質の解消 | |
ポリフェノール | ・活性酸素の撃退に効果あり ・砂糖の糖分が体内に吸収されにくくする効果 | 活性酸素=老化や生活習慣病の原因の一つ |
アントシアニン | 血液をサラサラにする | |
ビタミンB1 | ・エネルギー代謝促進 ・疲労回復効果 | 不足すると食欲が落ちる、疲れやすくなるなどの症状 |
ビタミンB2 | ・脂質の代謝に関わる補酵素 ・皮膚や爪、髪の毛の成長を促す効果 | |
ビタミンB6 | ・アミノ酸の再合成を手助けを行う ・神経の働きやホルモン調整を行う | 左記のアミノ酸は特に、美肌を作るといわれるコラーゲンの原料となるもの |
小豆にはこれらの栄養素がバランスよく含まれています。
そのため、小豆を原料とするあんこも、美容や健康の味方と言えるのです。
美容効果抜群!あんこの健康効果とは
小豆やあんこに含まれる栄養素をみても、実際の日常においてどのような効果があるのか分からないですよね。
そこで、この章では具体的にどのような健康効果が期待できるのかを解説します。
【鉄分補給で貧血予防】
鉄分を含む食材と言えば、ほうれん草を思い浮かべますが、あんこにも鉄分が豊富に含まれています。
実は、ほうれん草のお浸しを100g食べるより、一般的な大福を一つ食べた方が、多くの鉄分が摂取可能なのです!
鉄分はヘモグロビンの生成をサポートするため、貧血の予防に欠かせない栄養素。
特に貧血の多い女性に、手軽に食べられる大福はおすすめです。
〈さらに効率良く摂取するために〉
鉄分をより効率良く吸収するためには、ビタミンCを含む食材を一緒に食べるのがおすすめです。
みかんやいちごなど、果物と一緒におやつタイムを取り入れてみてはいかがでしょうか。
【若々しさの秘訣、抗酸化作用】
あんこには多くのポリフェノールが含まれています。
ワインにはポリフェノールが多く含まれると言いますが、小豆には同量のワインの約1.5~2倍ほどの同成分が含まれているのです!
ポリフェノールの主な役割は「抗酸化作用」。
抗酸化作用は、私たちの細胞を傷つける「活性酸素」の働きを抑制することで、老化やがん、生活習慣病の予防が期待できると言われています。
【美肌効果も期待できる栄養素がたっぷり】
小豆にはビタミンB群やミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、肌のターンオーバー(※)を正常化させる働きがあります。
ビタミンB群はエネルギーや物質の代謝に重要な役割を果たし、肌トラブルの予防などに効果があります。
ミネラルは肌の新陳代謝を高める効果、食物繊維は腸内環境を整える効果があり、肌トラブルの改善が期待できます。
あんこは美肌を目指す方にとっても魅力的な食品なのです。
※古い細胞が、皮膚の表面にまで押し上げられ、最終的に自然にはがれ落ちるまでのサイクルのこと。
【サラサラ血液にも期待大】
あんこには「サポニン」と呼ばれる栄養素が含まれています。
サポニンはコレステロールや中性脂肪の増加を防ぐ働きがあります。
さらに、血糖値の上昇を抑え血液の流れをサラサラにする働きや、抗酸化作用も期待できる成分なのです!
そのため、最近では動脈硬化や脳梗塞などの生活習慣病の予防にも役立つとして、期待が高まっています。
サラサラ血液の生成に関係する栄養素は、サポニンだけではありません。
アントシアニンや、食物繊維(難消化性デンプンなど)も、健康的な血液に欠かせない栄養素。
もちろん、小豆にはこれらの栄養素も豊富に含まれています。
血液がドロドロしていると、動脈硬化や高血圧のリスクが……。
最近、健康面に気をつかいたいと考えている方は、おやつにあんこを用いた和菓子を食べてみてはいかがでしょうか。
関連記事:和菓子の種類別食べ方マニュアル〜お茶席で和菓子を食べる際のマナー〜
あんこは補食としても優秀!
補食とは、朝昼晩の食では足りない栄養素やエネルギーを補うための食事、または食べ物のことです。
間食として食べるポテトチップスや、ジュースのような、お腹や気分を満たすための嗜好品とは役割が違います。
中でも、あんこを用いた和菓子は、その手軽さや豊富な栄養素から特に注目されている期待の食べ物。
小豆餡の原材料は砂糖と小豆。脂質はほとんど含まれていないうえに、タンパク質とエネルギーを同時に摂取できるため、特にスポーツ選手の中で話題となっているようです。
スポーツ選手にとっては、効率的にエネルギーやタンパク質を摂取できる補食となり、受験生や社会人にとっては枯渇した糖分を手軽に摂取できる補食となるのです!
羊羹やどら焼きなど、片手で簡単に食べられるため、作業中のお供に和菓子を選んでみてはいかがでしょうか。
つぶあんとこしあん、どちらがより栄養価が高い?
どちらも小豆を原料にしたあんこですが、実は皮の有無で栄養価が異なります。
小豆は実の部分より、皮の方に食物繊維やアントシアニンが含まれているため、こしあんよりつぶあんの方がより効果的に栄養素を摂取することができるでしょう。
食べ過ぎには要注意
あんこは栄養価が高い一方で、糖分も多く含まれています。
特に砂糖を多く使用した市販のあんこは、食べ過ぎるとカロリー過多になる可能性があるため注意しましょう。
これはあんこに限った話ではありませんが、何事も適量が楽しむコツです。
【熊本土産に】あんこをたっぷり使ったおすすめお菓子
お菓子の香梅では、あんこを使用したさまざまな菓子を取り揃えています。
熊本観光のお土産に、訪問時の手土産として、ぜひ香梅のお菓子をご利用ください。
【通販対応】熊本銘菓「誉の陣太鼓」
小豆餡の中に求肥を包んだお菓子です。
さらりとした上品な甘さと大納言小豆の風味が広がります。
「お菓子の香梅」と聞いて、誉の陣太鼓を思い浮かべる方も少なくありません。
誉の陣太鼓では、小豆の中でも最高級と名高い北海道産の「大納言」を使用しています。
風味豊かで粒も大きく、あんこ好きには特にぜひ一度味わっていただきたい逸品です。
【通販対応】熊本銘菓「武者がえし」
武者がえしは、まろやかな味わいの皮剥ぎ餡を、100層のパイ生地で包み焼き上げます。
パイ生地から漂うバターの芳醇な香りと、滑らかで甘さ控えめに仕上げたあんことの相性は抜群です。
あんこ好きも思わず唸る、お菓子の香梅自慢の銘菓をぜひご賞味ください。
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【通販対応】銘菓「あかねさす」
紫色のあんこが美しい、自家炊きの小豆餡を、沖縄県産の黒糖を使った香ばしい生地で包みしっとりと焼きあげた黒糖饅頭です。
シンプルな素材、シンプルな一品。だからこそ、素材の良さや丁寧な作業が光ります。
お菓子の香梅の技術を、その舌でダイレクトに味わってみてください。
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