お彼岸におはぎやぼたもちが定番なのは、なぜ?

お彼岸には、おはぎやぼたもち。すっかり定着している印象がありますが、なぜお彼岸におはぎやぼたもちが食べられるようになったのでしょうか。また、そもそもお彼岸はお盆とどう違うのでしょう。今回は、日本の風習の違いを改めて見直してみたいと思います。
【もくじ】
お彼岸とは?時期はいつ?
お彼岸とは、春は春分の日を、秋は秋分の日を中日とした前後7日間のことをいいます。春と秋の年2回ある日本独自の仏教行事で、昔から先祖を敬う行事として暮らしに根差しています。日本の仏教には、あの世(彼岸、向こう岸)とこの世(此岸、こちら岸)という考えがあり、その両岸が最も近くなる日・お彼岸は、ご先祖様への思いが通じやすくなる日と考えられてきました。お墓参りをしたりお仏壇にお供えしたりと、ご先祖様を供養し感謝の気持ちを伝えます。
ご先祖様を敬うという点ではお盆もお彼岸と同じですが、目的は家に帰ってくるご先祖様の魂をお迎えすることにあります。お盆の時期は全国的に8月13日〜16日が一般的ですが、例えば、熊本県北部(熊本市の旧市内、山鹿市、植木町、玉東町、泗水町など)では、7月13日〜15日に行う「7月盆」が多く見られます。このように、地域によって時期や風習にも多少の違いがあります。
【2026年の秋のお彼岸】
| 9/20(日) | 9/23(水・祝) | 9/26(土) |
| 彼岸入り | 秋分の日 中日 | 彼岸明け |
お彼岸に適したお供え物・避けたいお供え物
お彼岸のお供えとしては、おはぎやぼたもち、お彼岸団子が定番です。故人が好きだったお菓子・果物なども適しています。自宅の仏壇ではなく、お供えとして持参したり送る場合は、日持ちのするお菓子や季節の果物、供花、お線香なども選ばれています。お仏壇にお参りする人に分けることを考え、個包装になっているお菓子も喜ばれます。

掛け紙は、法事などに利用する黒白や黄白の水引で、熨斗がないものを選びます。表書きには「御供」と書くのが一般的です。
一方でお供えに適さないものとしては、殺生を連想させる魚や肉などの生鮮食品があげられます。日持ちがしないものや、香りが強すぎるものも避けましょう。
お彼岸におはぎやぼたもちを食べる理由
お彼岸おはぎやぼたもちを食べる理由は諸説ありますが、次の2つが大きな理由と考えられます。
- 生命を象徴する小豆の赤色が邪気を払うため
- 昔は貴重だった砂糖をふんだんに使うことで、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えるため
おはぎは、古文書にも登場するほど昔からあるお菓子です。お彼岸におはぎを食べる習慣も、江戸時代に定着したといわれるほど古くから親しまれてきました。お供えする日に決まりはありませんが、中日である春分の日や秋分の日が最適とされています。
食べる季節によって呼び方が変わるのも特徴的で、春は牡丹が咲く頃にちなみ「ぼたもち」に、秋は萩が咲く頃にちなみ「おはぎ」と呼ぶようになったと言われます。なかには、あんこの種類でこしあんは「ぼたもち」、粒あんは「おはぎ」と呼び分ける、米のつき具合で呼び名が変わるという場合もあるようです。
- 【おはぎ】秋のお彼岸 秋に咲く萩が由来で、御萩とも書く。
- 【ぼたもち】春のお彼岸 春に咲く牡丹が由来で、牡丹餅とも書く。

3種類の味わいを楽しめる香梅の「お彼岸おはぎ」
お菓子の香梅では、9月20日~23日の期間限定で「お彼岸おはぎ」を販売します。
朝、東の空が明るくなるころに仕上げる出来たてで、小豆の旨味が際立つ粒あん、香ばしいきな粉、さらりと上品なこしあんの3種詰合せとなっております。小ぶりなサイズで食べやすく、食べ比べもできるとあって大変好評です。
炊いたもち米の粒感を残した餅と、熟練の職人がていねいに炊き上げたあん。素朴な素材だからこそ、おいしさの違いが出てくる自慢のおはぎをぜひ、この期間にご賞味ください。

※2026年分は販売終了しました。